FX取引の基本

スワップポイント(ロールオーバー・レート)

外国為替取引において共通するコストは、スプレッドとスワップポイント(ロールオーバー・レート)です。

*スプレッドは、取引注文を出す際に発生する費用のことです。

外国為替取引において、ある通貨を買うことは反対通貨を売る(=借りて売る)ことを意味します。スワップポイントは、金利の異なる通貨を売り買いして建てたポジションを一晩持ち越すために支払う金利差調整分のこと(または受け取る金利)です。これは取引する通貨ペアの金利差に基づいて計算されます。

ディスカウント

買った通貨の金利が売った通貨の金利よりも高い場合、スワップポイントを受け取ることができます。これをディスカウント体系といいます(=買いポジションを建てた時の約定値がスワップポイント分だけ切り下がっていく状態)。

プレミアム

売った通貨の金利が買った通貨の金利よりも高い場合、スワップポイントを支払うことになります。これをプレミアム体系といいます(=売りポジションを建てた時の約定値スワップポイントの分だけ切り上がっていく状態)。

例:

EURの方がNZDより低金利の場合、EUR/NZDの買い(=EURのロングを保有)は、高金利通貨を借りて低金利通貨を買うことになるので、ポジションはプレミアム体系となります。このポジションをオーバーナイトする場合、スワップポイントを支払うことになります。逆に、NZDを買ってEURを売る場合(=EURのショートを保有)、この取引はディスカウント体系となり、スワップポイントを受け取ることになります。

オーバーナイト(オーバーナイト取引)とは

外国為替市場は平日24時間休むことなく取引されるのですが、1日の区切りとしてニューヨーククローズ(=東部標準時17時)を境に、ポジションを翌日に持ち越すことをオーバーナイト取引と定義づけています。