FX取引の基本

外国為替市場ってどこにあるの?

よく「本日の東京外国為替市場は…」と言う言い方をしますが、いったいどこにあるのでしょうか?
実は外国為替には証券取引所のような特定の取引場所はなく、電話や電子取引によって売買がされています。おおざっぱに言えば、国内の市場参加者全体を総称して東京外国為替市場と呼ぶといえるでしょう。

1985年の秋、プラザ合意により、1米ドルが240円から急速に円高になりました。余りに為替レートの変動が激しく、輸出業者の中には悲鳴を上げるところも。すると国会議員の中で「外国為替市場は輸出企業を苦しめており、けしからん。一度、視察に行こう。ところで市場はどこにある?」との声が上がったという、笑うに笑えぬ話があります。株式市場のように具体的な建物の中に、市場があるわけではありません。

皆さんがテレビのニュースで見る外国為替市場は、銀行のディーリングルームや為替の売買を仲介するブローカーの取引現場であり、これらは市場の一部にすぎないのです。
次の記事