テクニカル分析

ボリンジャーバンド

取引で巨額の利益を出すことのできるトレーダーは、チャート分析をしっかり行い、トレンドは形成されているか(値動きがパターン化しているか)、レンジ相場になっているか(一定の水準、または一定の範囲で単純に上下しているか)を判断し、ポジションの保有と決済のタイミングを判断します。

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心線とし、上値と下値の予測値を2本のバンドで示すテクニカル指標です。値動きが安定している場合、ボリンジャーバンドは移動平均線と同期して推移しますが、値動きが大きくなると、それと連動してバンド幅が拡大する特徴があるため、バンドの幅を見ることでボラティリティ(価格変動)の大小を確認することができます。

Bollinger Bands Chart 1

ポジションの保有または決済のタイミングを決める手段として、ボリンジャーバンドは非常に有効なツールです。上図のチャートには、2組(計4本)のボリンジャーバンドが表示されていますが、外側2本のバンドは、期間20、偏差2という設定です。これは、20日移動平均線からの幅(距離)が2σ(2次標準偏差)というラインです。内側2本のバンドは、期間20、偏差1という設定です。これは、20日移動平均線からの幅が1σというラインです。

Bollinger Bands Chart 2

上図のチャートにおいて、上側2本のバンド(+2σと+1σ)に挟まれた領域が買いゾーンです。強い上昇トレンドでは、しばらくの間、値動きはこの買いゾーンに留まると予想されます。一方で下側2本のバンド(-2σと-1σ)に挟まれた領域が売りゾーンです。強い下降トレンドでは、しばらくの間、この売りゾーンに留まると予想されます。そして、買いゾーンを下抜けて終値をつけた場合や、売りゾーンを上抜けて終値をつけた場合、その後の値動きは、ニュートラルゾーン内で推移すると予想されます。