アジアMarketレポート 02/03/2021
FOREX.com 2021/02/03 18:00 JST

【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方は一時105.07円まで値を上げる場面もみられましたが、その後は仲値前後に本邦輸出の売りが観測されると戻り売りに押される展開。一時104.92円まで値を下げました。ただ、市場では「105.00円に設定されているオプション絡みの売買が交錯した」との声も聞かれ、105.00円を挟んだもみ合いに終始しています。日経平均は寄付きから買われる展開。一時310円近い上昇となりましたが、その後は様子見の動きが続きました。後場に入ってからは底堅く推移したものの、結局、284.33円高で取引を終えています。
【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか、1.2035ドルから1.2050ドルのレンジ取引となりました。市場参加者からは「昨日安値の1.2012ドルや昨年9月1日の高値1.2011ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「昨日高値の105.17円や11月12日の高値105.48円、200日移動平均線の105.59円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、17時50分に仏、55分に独、18時にユーロ圏、30分に英の1月サービス部門PMI改定値が発表されます。19時には12月ユーロ圏PPI、1月ユーロ圏HICP速報値が予定されています。22時15分には1月ADP全米雇用報告、23時45分には1月米サービス部門PMI改定値が公表されるほか、24時には1月米ISM非製造業指数が明らかになります。また、翌00時30分にはEIA週間在庫統計が発表されます。

情報提供元:DZHフィナンシャルリサーチ社