本日の東京市場ではドル円は方向感のない動き、海外市場ではユーロドルは頭の重い動き - Asia Market Report
2023/01/31 17:00 JST
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方は一時130.53円まで値を上げる場面もみられましたが、昨日高値の130.57円が戻りの目処として意識されたほか、豪ドル円や月末絡みの輸出の売りに押されて下落。一時130.06円まで下押ししました。ただ、その後は130.40円まで買い戻されています。豪ドル円は12月豪小売売上高が予想を大幅に下回る弱い数字となったことから下落。一時91.51円まで値を下げています。日経平均は小高く寄付いたものの、その後は戻り売りに押される展開に。引けにかけては下げ幅を拡大。結局、106.29円安で月末の取引を終えています。
【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは頭の重い動きとなっています。アジア時間は豪ドル米ドルの下落につれて弱含み。24日の安値1.0835ドルを下抜けて一時1.0832ドルまで値を下げています。市場参加者からは「18日の安値1.0767ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「26日の高値130.62円が目アジア時間は豪ドル米ドルの下落につれて弱含み。24日の安値1.0835ドルを下抜けて一時1.0832ドルまで値を下げています先の戻り目処」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に12月仏PPI、1月仏CPI速報値、17時55分に1月独雇用統計が発表されます。19時には10‐12月期ユーロ圏GDP速報値が予定されています。21時には12月南ア貿易収支、10－12月期メキシコGDP速報値、22時30分には11月カナダGDP、10‐12月期米雇用コスト指数が公表されます。23時には11月米住宅価格指数、11月米ケースシラー住宅価格指数、23時45分には1月米シカゴPMI、24時には1月米消費者信頼感指数が明らかになります。また、本日よりFOMCが開催されます。
情報提供元：株式会社ＤＺＨフィナンシャルリサーチ
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