本日の海外市場ではユーロドルはもみ合い、 東京市場ではドル円は方向感のない動き - 海外マーケットの見通し
2023/02/08 16:23 JST
【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間はドル円中心の相場となるなか、1.0724ドルから1.0740ドルの狭いレンジでの推移となりました。市場参加者からは「昨日安値の1.0669ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「終値ベースで一目均衡表基準線の131.00円がポイント」として意識されています。今日の経済指標では、23時15分にウィリアムズ米NY連銀総裁、23時30分にクックFRB理事が発言します。24時には12月米卸売売上高が発表されるほか、クノット・オランダ中銀総裁、バーFRB副議長、ボスティック米アトランタ連銀総裁が講演します。翌00時30分にはEIA週間在庫統計が予定されています。2時30分にはカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が講演します。3時には米10年債入札が実施されます。また、3時45分にはウォラーFRB理事が討議に参加します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方は戻り売りが先行。米長期金利が低下したことも売りを後押しすると一時130.72円まで値を下げる場面もみられましたが、昨日安値の130.48円が目先の目処として意識されると次第に下値を切り上げる展開に。一時131.38円まで買い戻されました。ただ、NY時間安値からの戻り高値となる131.48円が目処となると再び131.01円まで下押すなど、神経質な動きとなっています。日経平均は小高く寄付いたものの、その後は戻り売りに押される展開に。一時220円を超える下落となりました。後場に入ってからは下げ幅を縮めたものの、結局、79.01円安で取引を終えています。
情報提供元：株式会社ＤＺＨフィナンシャルリサーチ
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