本日の海外市場ではユーロドルは強含み、 東京市場ではドル円は不安定な動き - 海外マーケットの見通し
2023/02/09 16:14 JST
【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは強含みとなっています。アジア時間は昨日安値の1.0710ドルに面合わせする場面も見られましたが、次第に下値を切り上げる動きとなり、1.0745ドルまで買い戻されています。市場参加者からは「一目均衡表基準線が位置する1.0759ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「50日移動平均線の132.32円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、17時にビルロワ仏中銀総裁が講演します。17時30分にはスウェーデン中銀が政策金利を決定します。18時45分にはベイリーBOE総裁が議会証言します。21時には1月メキシコCPI、1月ブラジル消費者物価指数が発表されます。22時30分には米新規失業保険申請件数が予定されています。翌2時にはナーゲル独連銀総裁、3時にはデコス・スペイン中銀総裁、デギンドスECB副総裁が講演するほか、米30年債入札が実施されます。また、4時にはメキシコ中銀が政策金利を決定します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は不安定な動きとなりました。朝方に131.24円まで値を下げる場面も見られましたが、その後は仲値に向けた本邦実需の買いが強まったほか、米長期金利が上昇に転じたこともあり下値を切り上げる展開に。昨日高値の131.54円を上抜けると一時131.83円まで値を上げました。午後に入ってからは不安定な展開。自民党議員の発言として「日銀人事で総裁が山口元副総裁ならば党内がまとまらない」などと一部で報じられると、130.80円まで急落後に131.73円まで買い戻され、再び131.10円台まで押し戻されるといった乱高下となっています。日経平均は寄付きから一時180円を超える下落となりましたが、その後は下げ幅を縮める動きに。後場に入ってから一時プラス圏を回復する動きとなりましたが、結局、22.11円安で取引を終えています。
情報提供元:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
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