本日の海外市場ではユーロドルはもみ合い、東京市場ではドル円は買われる展開 - 海外マーケットの見通し
2023/03/29 16:45 JST
【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は、昨日高値の1.0849ドルを上抜けて一時1.0850ドルまで値を上げる場面もみられましたが、安値も1.0823ドルにとどまるなど全般狭いレンジでの動きとなりました。市場参加者からは「NY時間の安値1.0816ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「一目均衡表雲下限が位置する131.96円付近のレベルが終値ベースで重要」になっています。今日の経済指標では、17時30分に2月英消費者信用残高、2月英マネーサプライM4が発表されます。23時には2月米住宅販売保留指数が予定されているほか、バーFRB副議長が米下院金融サービス委員会で議会証言します。23時30分にはEIA週間在庫統計が公表されます。翌2時には米7年債入札が実施されます。また、3時50分にはマン英MPC委員、5時45分にはシュナーベルECB専務理事が講演します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は買われる展開となりました。朝方に一時130.76円まで値を下げる場面もみられましたが、その後はスポ末とあって本邦実需の買いが断続的に持ち込まれると次第に下値を切り上げる展開に。月末絡みのまとまった買いも観測されると昨日高値の131.60円や一目均衡表転換線の位置する131.70円を上抜けて一時131.79円まで値を上げました。米長期金利が低下したことから131.55円まで下押ししたものの、下値も限定的。再び132.03円まで買われています。日経平均は堅調な動き。寄付き直後にマイナス圏に下押す場面もみられましたが、その後は買い戻される展開に。後場に入っても高値を更新するなど上げ幅をひろげる動き。結局、365.53円高で取引を終えています。
情報提供元：株式会社ＤＺＨフィナンシャルリサーチ
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