アジアMarketレポート 02/22/2021

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【アジアMarket概況】

本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。週明け早朝のオセアニア市場では一時105.35円まで値を下げる場面もみられましたが、その後は本邦実需勢の買いが散見されると次第に下値を切り上げる展開に。米長期金利が大幅な上昇となったほか、株価の上昇につれたクロス円の上昇も買いを後押しすると先週末高値の105.74円まで買い戻されました。午後に入っても全般底堅く推移しています。日経平均は寄付きから買われる展開。一時440円を超える上昇となりました。後場に入って一時71円高まで上げ幅を縮める場面もみられましたが、結局、138.11円高で週明け休日前の取引を終えています。

【海外Market見通し】

本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.2110ドルから1.2136ドルの取引にとどまっています。市場参加者からは「先週末高値の1.2145ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「終値ベースで200日移動平均線の105.49円が重要なポイント」として意識されています。今日の経済指標では、18時に2月独Ifo企業景況感指数が発表されます。22時45分にはラガルドECB総裁が講演します。24時には1月米景気先行指標総合指数が予定されています。翌5時30分にはボウマンFRB理事が講演します。

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情報提供元:DZHフィナンシャルリサーチ社