サポートレベルで反発する豪ドル円

豪ドル円は81.50のサポートレベルで強い反発を見せ、最近の下落トレンドが少なくとも一定期間止まる兆しを見せています。これに呼応するように、NY株式市場も急上昇を見せ、日曜に第一回目の投票が行われるフランス大統領選挙の不確実性により見られていた弱さがありつつも、リスクオンの勢いを見せています。ただ今のところ、これらの反発は次の下落につながる一時的な動きである可能性もあり、手放しで上昇へのサインとみなすにはまだ早いかもしれません。

豪ドル円については、81.50は長期にわたって、ここからの反発が上昇トレンドへのサインとなる節目のサポートレベルとなってきました。今回、このレベルから100pipsも反発しましたが、その後上昇は一旦止まっています。上記サポートレベルの一方、上値抵抗線と200日移動平均線が近接してきています。このように、81.50はテクニカル上で重要な分岐点であり、今回の反発もテクニカル面でのサポートへの反発に過ぎず、より重要な意味があるとはいいにくいでしょう。ただ、レートは水曜日の高値や200日平均の82.15よりも上にあり、次はこの82.15が下落を試す一応のサポートレベルになるでしょう。このサポートを確定的に上回っている場合、豪ドル円はより上昇を続け、82.80や83.80のレジスタンスレベルを超えていく可能性も見えてきます。

ただ、もし82.15レベルをサポートとして確定できない場合、81.50のレベルさえも割っていく可能性もあります。その場合は大きな調整に見舞われ、61.8%フィボナッチレベルの78.50、また心理的節目の75.00も視野に入れて下げていく流れもあるでしょう。