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今週の為替相場予想 5/27-31

2019年5月27日~5月31日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野貴義

先週のドル円は110円ちょうどから110.66まで上昇したものの、その後は109.27まで急落し戻りが鈍いまま取引を終えた。詳細としては21日に米国が中国の通信機器大手ファーウェイに対する規制について緩和措置を認めたことで、米中貿易摩擦の深刻化への懸念が和らぎ円売り・ドル買いが優勢となった。しかし、翌22日には米国が中国の監視システム最大手であるハイクビジョン製品に関し米企業による取引制限を検討しているとの報道が流れたことでマーケットは一転、リスク回避の円買い・ドル売りが活発化し、前日の上げ幅を失うこととなった。また、23日に発表された米4月新築住宅販売件数が年率換算で前月比-6.9%の67.3万件と、事前予想の-2.8%を大幅に超える落ち込みになったことに加え、マークイットの米5月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.6と2009年9月以来の低水準を記録、24日の米4月耐久財受注も悪化するなど足下の米経済が鈍化傾向にあることが嫌気され、ドル円は8営業日ぶりの安値となる109.27まで下落して取引を終えた。
さて今週ですが、イベントとしては、本日の日米首脳会談にマーケットの注目が集まっています。トランプ米大統領は日米貿易に不均衡があるとの認識を示しており、会談後のツイートなど含め動向に注目が集まっています。ただ、本日は英米市場が休場となるため、本格的な影響は明日以降になると考えます。
チャートを見ると、実線は4月25日高値(112.39)からの下落に対するフィボナッチ係数2分の1戻し(110.70)を抜けられず反落する形。騰落の分岐点となる20日移動平均線(109.91)が下降を続けており基調は下向きの状況です。目先は5月13日安値(109.01)と節目110円の間での値動きが予想されます。

今週の予定
5月27日(月)
日銀黒田総裁、発言
日3月景気先行指数(CI)改定値
日3月景気一致指数(CI)改定値
英バンク・ホリデー
米メモリアル・デー

5月28日(火)
日4月企業向けサービス価格指数
独6月GFK消費者信頼感調査
独4月輸入物価指数
仏5月消費者信頼感指数
欧5月経済信頼感
欧5月消費者信頼感・確定値
米1-3月住宅価格指数
米3月住宅価格指数
米3月ケース・シラー米住宅価格指数
米5月消費者信頼感指数

5月29日(水)
日銀黒田総裁、発言
NZ5月NBNZ企業信頼感
仏4月卸売物価指数(PPI)
仏4月消費支出
仏5月消費者物価指数(CPI)速報値
仏1-3月国内総生産(GDP)改定値
独5月失業率
独5月失業者数
加カナダ銀行、政策金利
米5月リッチモンド連銀製造業指数

5月30日(木)
NZ4月住宅建設許可件数
豪1-3月民間設備投資
加1-3月経常収支
米1-3月実質国内総生産(GDP)改定値
米1-3月GDP個人消費・改定値
米4月住宅販売保留指数

5月31日(金)
英5月GFK消費者信頼感調査
日4月失業率
日4月有効求人倍率
日4月鉱工業生産・速報値
日4月小売業販売額
中5月製造業購買担当者景気指数(PMI)
日4月新設住宅着工戸数
日5月消費者態度指数・一般世帯
独4月小売売上高指数
トルコ1-3月国内総生産(GDP)
トルコ4月貿易収支
独5月消費者物価指数(CPI)速報値
加1-3月国内総生産(GDP)
加3月月次国内総生産(GDP)
加4月鉱工業製品価格
加4月原料価格指数
米4月個人所得
米4月個人消費支出(PCE)
米5月シカゴ購買部協会景気指数
米5月ミシガン大学消費者態度指数・確報値


ドル円日足:

チャート出典: FOREX.com MT4

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