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今週の為替相場予想 6/17 - 6/21

2019年6月17日~6月21日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野貴義

先週のドル円は週初につけたギャップ(窓)を埋める展開。7日に発表された米5月雇用統計の悪化を受けたドル売り地合いの中、トランプ米大統領がメキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると明らかにしたことで、ドル円は円安方向にギャップ(窓)を空けてスタートし、一時108.79まで戻した。その後、ニューヨーク市マンハッタンの高層ビルにヘリコプターが墜落したとの報道やホルムズ海峡付近で石油タンカー2隻が攻撃を受けたという報道によりにわかに地政学リスクが高まったことに加え、米中通商協議の先行き不透明感や直近で発表された複数の米経済指標が伸び悩んだことによる米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測の台頭がドル売りを誘い、ドル円は108.15まで値を下げることとなった。ただ、18-19日に開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)を待つ向きもあり、ギャップを埋めた後は買い戻しが入り、寄り付きに近い108円台半ばで取引を終えた。
さて今週ですが、FOMCの結果を待つことになりそうですが、それまでは小幅にドルが買われる展開になると考えます。チャートを見ると、実線は先週末に節目108円割れに抵抗を示し反発。目先は20日移動平均線(108.64)を試す展開です。ここを抜けると、6月10日高値(108.79)、4月25日高値(112.39)と5月22日高値(110.66)を結んだ上値抵抗線の延長線(108.50-109.00)までの戻りが視野に入ってくると考えます。一方でサポートになっている節目108円を割り込んだ場合は6月5日安値(107.81)が意識されると考えます。今回のFOMCでは利下げ見送りというのが大方の予想であり、今後の金融政策に対するFRBの姿勢に大きな変化がなければ、ドルの買い戻しが入りやすいのではないかと考えます。

今週の予定
6月17日(月)
英6月ライトムーブ住宅価格
トルコ3月失業率
加4月対カナダ証券投資額
米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数
米6月NAHB住宅市場指数
欧州中銀(ECB)ドラギ総裁、発言
米4月対米証券投資

6月18日(火)
米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
豪1-3月住宅価格指数
豪オーストラリア準備銀行(RBA)金融政策会合議事録
欧州中銀(ECB)ドラギ総裁、発言
欧4月貿易収支
欧5月消費者物価指数(CPI)改定値
独6月ZEW景況感調査
加4月製造業出荷
米5月住宅着工件数
米5月建設許可件数
英イングランド銀行(BOE)カーニー総裁、発言

6月19日(水)
日銀金融政策決定会合(1日目)
NZ1-3月経常収支
独5月生産者物価指数(PPI)
欧4月経常収支
英5月消費者物価指数(CPI)
英5月小売物価指数(RPI)
英5月卸売物価指数(PPI)
欧4月建設支出
加5月消費者物価指数(CPI)
米連邦公開市場委員会(FOMC)2日目、政策金利発表
米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長、定例記者会見

6月20日(木)
日銀金融政策決定会合(2日目)政策金利発表
NZ1-3月国内総生産(GDP)
日4月全産業活動指数
日銀黒田総裁、定例記者会見
英5月小売売上高
英イングランド銀行(BOE)金利発表
英イングランド銀行(BOE)金融政策委員会(MPC)議事録
米1-3月経常収支
米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
米5月景気先行指標総合指数
欧6月消費者信頼感・速報値
英イングランド銀行(BOE)カーニー総裁、発言

6月21日(金)
日5月全国消費者物価指数(CPI)
仏6月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
仏6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
独6月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
独6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
欧6月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
欧6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
加4月小売売上高
米6月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
米6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
米6月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値
米5月中古住宅販売件数


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