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ドル円は節目108円を挟み様子見

7月16日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
15日のドル円は節目108円を挟んだ小動き。値幅は31銭にとどまった。午前中に発表された中国4-6月国内総生産(GDP)や複数の経済指標の結果を受け、一時108.10まで上昇したものの、勢いは続かず107円台後半で取引を終えた。先週10日に行われた米議会証言の中で、米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長が米国経済の不透明感について言及したことを受けた利下げ観測がドル重しになったと考えられます。チャートを見ると、実線は日足均衡表の基準線(107.88)を挟み、7月3日安値(107.53)と日足均衡表の転換線(108.39)の間での値動きとなっています。方向感が出ておらず、上下いずれかに抜けるのを待つ展開です。本日は米6月小売売上高を含め複数の米経済指標が発表されます。事前予想は弱めのものが多く、一時的にドル安の動きが強まる可能性があるため注意が必要です。その場合は107円台前半まで押しが入るかもしれません。
本日の予想レンジ107.60~108.30

<ユーロ円>
15日のユーロ円は節目122円を回復できず、7月3日以来となる121.41まで下落した。チャートを見ると、実線はレンジ内で動き。上値を20日移動平均線(121.98)、日足均衡表の基準線(122.14)に抑えられる一方で、7月3日安値(121.31)や6月3日安値(120.77)と6月21日安値(120.95)を結んだ線(121.25付近)が下値支持線となるなど、上下いずれかに抜けるのを待つ展開です。来週の欧州中銀(ECB)政策決定理事会までは動きづらい展開ですが、目先の材料であるは本日発表予定の7月ZEW景況感調査の結果にも注目したいところです。
本日の予想レンジ121.00~121.90

<豪ドル円>
16日の豪ドル円は堅調に推移し、2週間ぶりとなる76.01まで上昇。この日発表された中国経済指標が堅調だったことが材料視された。チャートを見ると実線は日足均衡表の転換線(75.59)に沿って上昇中。7月1日高値(76.27)の上抜けに成功した場合は節目77円まで上値余地が広がることになります。ただ、18日に予定されている豪6月雇用統計では新規雇用者数の減少が予想されており、豪ドルの上昇が継続するかどうかは判断に迷うところです。
本日の予想レンジ75.60~76.20


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