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今週の為替相場予想 8/19 - 8/23

2019年8月19日~8月23日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野貴義

先週のドル円は週初の12日に米中貿易摩擦の激化による世界経済の鈍化懸念に加え、香港のデモを巡る懸念などがリスク回避の円買いにより7カ月ぶりの安値となる105.04まで下落。その後、トランプ米大統領が9月1日に予定していた中国製品に対する追加関税の一部について発動延期を表明したことを受け、マーケットはリスクオンに急転換し106.97まで切り返すこととなった。しかし、節目107円を超えられず、その後は106円を挟んで方向感の無いまま取引を終えた。
さて今週ですが、23日に予定されているワイオミング州ジャクソンホールでの年次経済シンポジウムにおける米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の講演に注目が集まっています。7月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げに続き、追加利下げの可能性について言及がなされるかどうかでマーケットの方向感が決まると考えます。チャートを見ると、実線は下降する20日移動平均線(106.73)に上値を抑えられる展開。同水準を抜けても、8月13日高値(106.97)、8月6日高値(107.08)、日足均衡表の基準線(107.18)等、107円前後に複数のテクニカル上の抵抗線が控えています。一方で、下値については、日足均衡表の転換線(106.01)、8月13日安値(105.63)、8月12日安値(105.04)を挙げることができます。月足チャートの形が悪化する中、週末のイベントまでは節目105円割れの懸念をはらみながら106円を挟んだ値動きが予想されます。

8月19日(月)
NZ4-6月卸売物価指数(PPI)
英8月ライトムーブ住宅価格
欧6月経常収支
欧7月消費者物価指数(CPI)改定値

8月20日(火)
豪オーストラリア準備銀行(RBA)金融政策会合議事録
独7月生産者物価指数(PPI)
欧6月建設支出
加6月製造業出荷

8月21日(水)
加7月消費者物価指数(CPI)
米7月中古住宅販売件数
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録

8月22日(木)
日6月全産業活動指数
仏8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
仏8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
独8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
独8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
欧8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
欧8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
欧州中銀(ECB)理事会議事録
加6月卸売売上高
米8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
米8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
米8月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値
米7月景気先行指標総合指数
欧8月消費者信頼感(速報値)

8月23日(金)
NZ4-6月小売売上高指数
日7月全国消費者物価指数(CPI)
加6月小売売上高
米7月新築住宅販売件数
米ジャクソンホール会議
米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長、発言


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