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今週の為替相場予想 10/7 - 10/11

2019年10月7日~10月11日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野貴義

先週のドル円は108.46から106.48まで値を下げた。複数の米重要経済指標の悪化を受け、米国の景気減速懸念がドル売りを誘うこととなった。1日に発表された米9月ISM製造業景気指数が47.8と前回の49.1から悪化し2009年6月以来の低水準を記録、3日に発表された米9月ISM非製造業景況指数も52.6と事前予想の55.0を下回った。また、マーケットが特に注目した4日の米9月雇用統計では、非農業部門雇用者数が+13.6万人と事前予想の+14.5万人を下回り米経済の先行き不安が強まった。
さて今週ですが、ドル円は先週の終値(106.82)から20銭ほど円高に振れてスタート。複数の中国当局者が米中貿易交渉において、トランプ米大統領が追求する幅広い範囲での通商合意に対して後ろ向きの姿勢を強めているとの一部報道により、10日から開催される米中貿易交渉への先行き不安が影響した。チャートを見ると、実線は8月26日からの上昇に対するフィボナッチ係数2分の1押し水準(106.45)の水準と日足均衡表の雲の上限(106.88)の間で推移。早期に107円台を回復できない場合は再び先週安値(106.48)や106円台前半まで値を下げる可能性が高まります。一方で先週の調整に対する戻りがあった場合は日足均衡表の基準線(107.47)まで切り返す可能性はあるものの、週足チャートの20週移動平均線(107.34)が下降傾向にあり、戻る力は大きくないと考えます。9日には、9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表が予定されており、直近の米経済指標の悪化を受けた米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げに対するスタンスが注目されます。

今週の予定
10月7日(月)
中国休場
豪休場
日8月景気先行指数(CI)速報値
日8月景気一致指数(CI)速報値
独8月製造業新規受注

10月8日(火)
英9月小売売上高調査
日8月全世帯家計調査・消費支出
日8月国際収支・経常収支
日8月国際収支・貿易収支
豪9月NAB企業景況感指数
中9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
英イングランド銀行(BOE)カーニー総裁、発言
日9月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
日9月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI
独8月鉱工業生産
仏8月貿易収支
仏8月経常収支
加9月住宅着工件数
加8月住宅建設許可件数
米9月卸売物価指数(PPI)
米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長、発言

10月9日(水)
豪10月ウエストパック消費者信頼感指数
米8月卸売在庫
米8月卸売売上高
米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長、発言
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録

10月10日(木)
日9月国内企業物価指数
日8月機械受注
独8月貿易収支
独8月経常収支
仏8月鉱工業生産指数
英8月月次国内総生産(GDP)
英8月鉱工業生産指数
英8月製造業生産指数
英8月貿易収支
欧州中銀(ECB)理事会議事録
米9月消費者物価指数(CPI)
加8月新築住宅価格指数

10月11日(金)
独9月消費者物価指数(CPI)改定値
加9月失業率
加9月新規雇用者数
米9月輸入物価指数
米9月輸出物価指数
米10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値


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