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今週の為替相場予想 10/28 - 11/1

2019年10月28日~11月1日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野貴義

先週のドル円は108.24から108.77のレンジで推移。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる一連の採決を受け、ポンドやユーロが対ドル、対円で売られたことに加え、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や米7-9月実質国内総生産(GDP)速報値といった重要イベントを前に投資家の様子見姿勢が強く、ドル円自体の値動きが限定された。
さて今週ですが、週前半は引き続き様子見の展開が予想される一方、30日以降はマーケットが大きく動く可能性があります。米7-9月実質国内総生産(GDP)速報値は前期比・前年比ともに前回よりも大幅悪化の予想が出ており、FOMCでは0.25%の利下げが予想されています。また、週末の米10月雇用統計も非農業部門雇用者数の減少が予想されており、米国の実体経済の悪化がドルの上値を抑える可能性があります。一方でチャートを見ると、実線は20日移動平均線(108.24)のサポートを受け上昇トレンドを継続。8月26日安値(104.44)と10月3日安値(106.48)を結んだトレンドラインにも支えられ、目先は10月17日高値(108.93)の突破を目指し、節目109円超えを試すことが想定されます。ただ、7月以降、109円台での滞空時間の短さを考慮すると、109円到達後の一段高には疑念が残ります。

今週の予定
10月28日(月)
日9月企業向けサービス価格指数
独9月輸入物価指数
欧州中銀(ECB)ドラギ総裁、発言

10月29日(火)
仏10月消費者信頼感指数
米8月ケース・シラー米住宅価格指数
米9月住宅販売保留指数
米10月消費者信頼感指数
米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

10月30日(水)
日銀・金融政策決定会合(1日目)
日9月小売業販売額
豪7-9月消費者物価(CPI)
仏7-9月国内総生産(GDP)速報値
仏9月消費支出
独10月失業率
独10月失業者数
独10月消費者物価指数(CPI)速報値
欧10月経済信頼感
欧10月消費者信頼感・確定値
米10月ADP雇用統計
米7-9月実質国内総生産(GDP)速報値
米7-9月コアPCE・速報値
米連邦公開市場委員会(FOMC)2日目、政策金利発表
米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長、定例記者会見
加カナダ銀行、政策金利

10月31日(木)
日銀金融政策決定会合(2日目)政策金利発表
日銀展望レポート
日9月鉱工業生産・速報値
日9月新設住宅着工戸数
日10月消費者態度指数
日銀黒田総裁、定例記者会見
NZ9月住宅建設許可件数
NZ10月NBNZ企業信頼感
英10月GFK消費者信頼感調査
豪9月住宅建設許可件数
豪7-9月輸入物価指数
中10月製造業購買担当者景気指数(PMI)
独9月小売売上高指数
仏10月消費者物価指数(CPI)速報値
欧9月失業率
欧7-9月域内総生産(GDP)速報値
欧10月消費者物価指数(CPI)速報値
加9月鉱工業製品価格
加9月原料価格指数
米7-9月雇用コスト指数
米9月個人所得
米9月個人消費支出(PCE)
米10月シカゴ購買部協会景気指数

11月1日(金)
日9月失業率
日9月有効求人倍率
豪7-9月期卸売物価指数(PPI)
中10月製造業購買担当者景気指数(PMI)
英10月製造業購買担当者景気指数(PMI)
米10月失業率
米10月非農業部門雇用者数変化
米10月平均時給
米10月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
米10月ISM製造業景況指数
米9月建設支出


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