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クロス円は下げ一服後、次の展開待ち

5月28日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
27日のドル円は英米市場が祝日で休場だったこともあり、109.27-109.57の小幅の値動きにとどまった。来日中のトランプ米大統領は、日本との貿易では大きな不均衡があるが貿易交渉については7月の選挙の後まで待つことになると示唆。金融マーケットの反応は限定的だったが、裏を返せば、過度のリスク回避観測が後退したとの解釈も成り立つこととなった。チャートを見ると、実線は先週の安値(109.27)からの切り返しを見せているものの、下降する20日移動平均線(109.84)や日足均衡表の転換線(109.96)が上値抵抗になり頭の重い展開。一方で、下値については、5月13日安値(109.01)と5月25日安値(109.27)を結んだサポートラインを維持できるかどうかがポイントになります。連休明けの英米市場の動きに注意したいところです。
本日の予想レンジ109.10~109.90

<ユーロ円>
27日のユーロ円は122.46から122.80で推移。先週実施された欧州議会選では、欧州連合(EU)懐疑派勢力が拡大したものの、親EU派が議席の3分2を堅持した。チャートを見ると、実線は上値抵抗になっている日足均衡表の転換線(122.94)と5月23日安値(122.14)の間で推移。上下どちらかに抜けるのを待つ展開です。
本日の予想レンジ122.10~123.00

<豪ドル円>
27日の豪ドル円は節目76円の手前でもみ合い。オーストラリア準備銀行(RBA)の国内景気の鈍化を受けた早期利下げ観測が影響し上値の重い状況が続いた。ただ、チャートを見ると、実線は節目75円割れに抵抗を示し小幅反発の可能性が示されています。下降する20日移動平均線(76.17)の上抜けに成功した場合は5月20日高値(76.38)までの戻りがあるかもしれません。
本日の予想レンジ75.70~76.30


ドル円日足:


ユーロ円日足:


豪ドル円日足:



チャート出典: FOREX.com MT4