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ドル円は108円台半ばで値固め

6月7日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
6日のドル円は行って来い。前日までに発表された米経済指標の悪化を受けた米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を受けたドル売りにより、ドル円は寄り付きの108.45から108.02まで下落。その後、海外時間に入り米国がメキシコへの関税適用を先送りしているとの一部報道を受け、1週間ぶりの高値となる108.55まで上昇した。ただ、上値は伸ばせず、108.39まで値を落として取引を終えた。チャートを見ると、実線は節目108円割れに抵抗を示し徐々に上値を切り上げるも、日足均衡表の転換線(108.87)が上値抵抗になっており頭の重い展開。
本日は米5月雇用統計を控え日中の取引はポジション調整が中心の展開になりそうです。注目の非農業部門雇用者数は前回の+26.3万人に対し事前予想は+18.5万人と堅調な数値が示されているものの、今週発表された米 5月ISM製造業景況指数や米5月ADP民間雇用統計は数年ぶりの低水準まで落ち込んでおり、本日の指標結果についても下振れが警戒されています。再び節目108割れとなる可能性もあるため注意が必要です。
本日の予想レンジ107.80~108.80

<ユーロ円>
6日のユーロ円は前日高値(122.26)をわずかに上抜け、122.38まで上昇。この日開催された欧州中銀(ECB)の政策決定会合では利上げ時期の先延ばしが決定されたが、マーケットではほぼ想定内との見方から、むしろユーロが買い戻される展開となった。チャートを見ると、実線は4月後半以降、上値抵抗として機能していた20日移動平均線(122.25)を回復しており目先は同水準での値固めを試す展開が予想されます。122円台で値固めできた場合は4月17日からの下落に対するフィボナッチ係数3分の1戻し(123.00)まで戻り余地が広がることになります。
本日の予想レンジ121.70~122.70

<豪ドル円>
豪ドル円は今週6月3日に5カ月ぶりとなる74.96を付けたあとは、20日移動平均線(75.63)まで切り返す展開。この水準を維持できた場合は、6月5日高値(75.89)や下降する日足均衡表の基準線(76.11)までの戻りが視野に入ってくると考えます。ただ、豪ドル独自の買い材料が見当たらないため、4月からの下落に対する切り返しにとどまり、トレンド反転とは言い難い状況であると考えます。
本日の予想レンジ75.30~75.90


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