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ドル円は108円台でこう着

6月18日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
17日のドル円は108.45から108.72の小幅の値動きにとどまった。この発表された米6月NY連銀製造業景気指数は前月の+17.8に対し-8.6と過去最大の落ち込みを記録。また、米6月NAHAB住宅市場指数も前月を下回った。ただ、18-19日の日程で開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)を待つ向きが多く、指標結果の弱さの割にはマーケットの反応は限定された。チャートを見ると、実線は目先は20日移動平均線(108.61)を挟んだ位置で推移。ここを上抜けると、6月10日高値(108.79)、4月25日高値(112.39)と5月22日高値(110.66)を結んだ上値抵抗線の延長線(108.50-109.00)までの戻りが視野に入ってくることになります。一方で下値については日足均衡表の転換線(108.39)や節目108円が意識されると考えます。今回のFOMCでは利下げ見送りというのが大方の予想ですが、今後の金融政策に対する米連邦準備理事会(FRB)の舵取りに注目が集まっています。
本日の予想レンジ108.30~108.80

<ユーロ円>
17日のユーロ円は早朝につけた121.58がこの日の安値となり、そこから122.12まで上昇したものの、上値を維持できず取引終盤には122円を割り込んで取引を終えた。チャートを見ると、実線は先週末に日足均衡表の基準線(122.26)を割り込み地合いが悪化。下降にする20日移動平均線(122.02)上値を抑えられる展開です。前日の安値(121.58)を割り込むようだと、6月6日安値(121.25)まで下値余地が広がることになると考えます。
本日の予想レンジ121.50~122.20

<豪ドル円>
豪ドル円は安値を更新し74.34まで下落。先週発表された豪5月失業率が悪化したことによる早期利下げ観測が豪ドル売りの要因となっている。チャートを見ると、実線は下降する20日移動平均線(75.29)や日足均衡表の転換線(75.17)に沿って推移。売られ過ぎ感は出ておらず、節目74円まで値を下げる可能性あると考えます。
本日の予想レンジ74.00~74.70


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