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ドル円は約5カ月半ぶりの安値

6月21日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
20日のドル円は約5カ月半ぶりとなる107.20まで下落。18-19日の日程で開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)において、米連邦準備理事会(FRB)が年内に最大で0.50%の利下げを実施する可能性を示唆したことが材料視された。また、この日発表された米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米5月景気先行指標総合指数が悪化し、足元の米経済の鈍化もドル売りを加速させる要因となった。チャートを見ると、実線は目先のサポートになっていた6月5日安値107.81を割り込んだことで下げが加速、節目107.00まで下値余地が広がっています。急落に対する自律反発の可能性はあるものの、戻ったところは売りが入りやすく上値は限定されると考えます。週明けのギャップ(窓)にも注意が必要です。
本日の予想レンジ106.80~107.80

<ユーロ円>
20日のユーロ円は行って来い。利下げ観測を受けたドル売りにより急速にユーロが買い戻され、対円でも121.10から121.91まで上昇。しかし、ドル円が一段安になったことで円買い圧力が強まり、ユーロ円は高値を維持できず121.08まで押し戻されて取引を終えた。チャートを見ると、実線は下降にする20日移動平均線(121.86)に上値を抑えられる展開。下値については節目121円割れに抵抗を示しているものの、ここを割り込むと6月3日安値(120.77)まで下値余地が広がることになると考えます。
本日の予想レンジ121.00~121.70

<豪ドル円>
豪ドル円は前日に続き、74.50を挟み方向感の無い動き。チャートを見ると、実線は下降する日足均衡表の転換線(74.74)に沿って推移。日足均衡表の基準線(75.04)や20日移動平均線(75.10)が下降傾向にあり、上値の重い展開が予想されます。下値は節目74円や6月18日安値(73.92)が意識されていると考えます。
本日の予想レンジ73.90~74.60


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