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ドル円は108円台で定着できず

7月3日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
2日のドル円は108.47から107.76まで下落、米中通商協議を巡る楽観的な見方が後退し、ドル円は先週の終値(107.86)付近まで値を下げることとなった。チャートを見ると、実線は108円台を維持できず週初につけた窓を埋める展開。日足均衡表の基準線(107.78)や転換線(107.65)がサポートになることが想定されますが、騰落の分岐点となる20日移動平均線(108.01)が下降傾向にあるため、早期に108円台を回復できない場合は、107円台半ばまで調整が入る可能性が出てくると考えます。本日発表予定の複数の米経済指標は弱めの予想が出ていることに加え、4日は米国が独立記念日でマーケットが休場となるため、一段の調整が入る可能性についても注意が必要です。
本日の予想レンジ107.30~108.20

<ユーロ円>
ユーロ円は続落し1週間ぶりの安値となる121.71まで下落。1日に6週間ぶりの高値となる123.34を付けたものの基調を維持できず反落する形となっている。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲の下限(122.24)に沿って下落。20日移動平均線(122.11)や日足均衡表の基準線(122.14)を割り込んでおり、このまま122円を回復できない場合は121円台前半まで押しが入る可能性があると考えます。
本日の予想レンジ121.30~122.30

<豪ドル円>
2日に開催されたオーストラリア準備銀行(RBA)理事会では、事前予想通り政策金利が過去最低水準の1.00%に引き下げられた。利下げは6月に続き2会合連続となった。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲の下限(76.04)の下で推移しており上値の重い状況です。日足均衡表の転換線(75.30)がサポートになっているものの、日足均衡表の基準線(75.00)や20日移動平均線(74.95)までの下値余地はあると考えます。RBAは一段の金融緩和の可能性について言及しており、豪ドルの売り圧力が続くことが予想されます。
本日の予想レンジ74.80~75.50


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