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ドル円は108円を挟みもみ合い

7月18日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
17日のドル円は108.32から107.93まで下落、前日の上昇分を失うこととなった。16日のドルの上昇そのものがユーロやポンドの下落に伴う相対的なものだったこともあり、それが巻き戻される格好となった。ただ、市場参加者の興味は早くも30日-31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に移っており、マーケットの値動きは限定された。チャートを見ると、実線は日足均衡表の基準線(107.88)のサポートを受けて入るものの、上値を切り下げる傾向にあります。20日移動平均線(108.11)、日足均衡表の転換線(108.39)、4月25日高値(112.39)と7月10日高値(108.98)を結んだ上値抵抗線など、108円より上の水準には複数の抵抗線が控えており、今後も頭の重い展開が予想されます。
本日の予想レンジ107.80~108.30

<ユーロ円>
17日のユーロ円は前日に続き、約1か月ぶりの安値水準となる121円台前半で推移。ユーロドルの買い戻しとドル円の下落によりユーロ円は安値圏でもみ合うこととなった。チャートを見ると、実線は6月3日安値(120.77)と6月21日安値(120.95)を結んだ下値支持線の水準で推移。20日移動平均線(121.91)から遠のいたことで下振れリスクが上昇しており、前述の下値支持線を維持できなかった場合は121円割れの可能性が高まることになります。
本日の予想レンジ120.80~121.40

<豪ドル円>
17日の豪ドル円は7月1日高値(76.27)の上抜けに失敗し、75.60まで押し戻される展開。ただ、チャートを見ると、今のところ実線は日足均衡表の転換線(75.65)や20日移動平均線(75.63)のサポートを受けており買い基調を継続しています。同水準を割り込むと日足均衡表の基準線(75.20)や7月11日安値(75.17)まで調整が進む可能性が出てくると考えます。本日予定されている豪6月雇用統計では新規雇用者数の減少が予想されており、豪ドルが下振れ可能性があるため注意が必要です。
本日の予想レンジ75.20~75.90


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