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ドル円は109円が重い

7月30日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
29日のドル円は108.47から108.89まで小幅上昇。ポンドドルが2017年3月以来の安値を示現する中、ドル買いの流れが強まり対円でもドルは強含む展開となった。英国で合意なく欧州連合(EU)から離脱するリスクが高まっているとの見方がポンド売りを誘った。また、先週発表された米4-6月国内総生産(GDP)速報値を含む複数の米経済指標が好調だったことで、米連邦準備理事会(FRB)がハト派的姿勢は維持するものの、それほど姿勢を強めないのではないかとの見方がドルを下支えることとなった。FRBは30日-31日米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを行うとの見方が強まっています。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(108.26)のサポートを受け、7月10日高値(108.98)や節目109円を試す展開。ただ、109円を突破した場合でも、日足均衡表の雲の上限(109.23)や週足均衡表の基準線(109.58)に抑えられ、上値余地は大きくないと考えます。
本日の予想レンジ108.40~109.00

<ユーロ円>
29日のユーロ円は日足均衡表の転換線(120.70)のサポートを受け、20日移動平均線(121.26)の水準を回復。7月25日高値(121.36)の上抜け成功した場合は、日足均衡表の基準線(121.69)や雲の下限(121.95)まで上値余地を広げることになると考えます。
本日の予想レンジ120.70~121.50

<豪ドル円>
29日の豪ドル円は約1ヵ月ぶりの安値となる74.89を示現。その後は75円台前半でもみ合う展開となった。実線は日足均衡表の雲の下限に沿った動きを見せており、75円台を維持できた場合は、20日移動平均線(75.61)まで切り返す可能性が出てくると考えます。
本日の予想レンジ75.00~75.60


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