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クロス円の上値重い

7月31日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
30日のドル円は午前中にこの日の高値となる108.94を付け7月10日高値(108.98)と面合わせを達成。その後は日銀金融政策決定会合での政策据え置きや米経済指標の悪化を受けて108.44まで下落したが、下値は固く108円台半ばで取引を終えた。この日発表された米7月個人所得は前回値が下方修正され、個人消費支出は前月から低下するなど、米国消費の伸び悩みが示されることとなった。ただ、30日-31日の日程で開催されている米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる中、ドル円は狭いレンジでの動きに留まった。チャートを見ると、実線は7月10日高値(108.98)や節目109円を試す展開ですが、前日に陰線引けしていることから、このまま前日安値(108.44)を割り込むようだと、20日移動平均線(108.25)や日足均衡表の基準線(108.09)まで調整が入る可能性があります。米連邦準備委員会(FRB)はFOMCで0.25%の利下げを行うとの見方が強まっていますが、年内の利下げが1回に留まるか、複数回にわたるのか、FRBの声明に注目が集まっています。本日の深夜帯は大きく価格が動く可能性があるため注意が必要です。
本日の予想レンジ108.00~109.00

<ユーロ円>
30日のユーロ円は日足均衡表の転換線(120.70)のサポートを受け、20日移動平均線(121.21)の水準で推移。直近の上値目標であった7月25日高値(121.36)を達成したものの、一段高には至らず、下降する日足均衡表の基準線(121.36)に上値を抑えられ頭の重い展開です。目先は節目121円を挟んだもみあいが続くと考えます。
本日の予想レンジ120.70~121.50

<豪ドル円>
30日の豪ドル円は約5週間ぶりの安値となる74.58を示現。早急に75円台を回復できない場合は、節目74円や6月18日安値(73.92)まで調整が進む可能性があります。本日発表予定の豪4-6月消費者物価(CPI)は前期比、前年比ともに改善が予想されており、豪ドル浮上のきかっけになるかどうかに注目が集まります。
本日の予想レンジ74.40~75.10


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