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リスク回避の円買い続く

8月8日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
7日のドル円は前日に続き安値を更新。米中貿易摩擦の激化による世界経済の鈍化懸念が強まりスク回避の円買いが進んだ。この日はニュージーランド、インド、タイの中銀が相次いで利下げを決定したことも、円が買われる要因となった。ドル円は朝方につけた106.46がこの日の高値となり、一時105.49まで下落、再び106円台を回復したものの上値が重いまま取引を終えた。実線は節目106円を挟んだ上下動に留まっており、次の材料を待つ展開です。基本的には前日と同じレンジでの値動きが予想されます。
本日の予想レンジ105.60~106.50

<ユーロ円>
7日のユーロ円は行って来い。朝方につけた109.27がこの日の高値となり118.43まで下落。その後は119円台を回復して取引を終えた。チャートを見ると、実線は日足均衡表の転換線(119.52)に抑えられており、上値の重い状況です。引き続き、節目119円を挟みドルと円の強弱によって、ユーロ円の値動きが左右されることになると考えます。
本日の予想レンジ118.50~119.40

<豪ドル円>
7日の豪ドル円は2009年7月以来約10年ぶりの安値となる70.73まで下落。その後、自律反発はあったものの、この日の寄り付き水準である72.04を回復できずに取引を終えた。6日に開催されたオーストラリア準備銀行(RBA)の政策委員会では政策金利は1.00%で据え置かれたものの、会合後の声明では追加利下げについての言及があり、7日にはニュージーランド、インド、タイの中銀が相次いで利下げを決定するなど、次回会合での利下げ観測が強まったことが豪ドル売りの要因となった。チャートを見ると、前日に割り込んだ節目72円を回復できておらず、この水準が上値抵抗になりやすいと考えます。ただ、価格の急変が続きテクニカル分析が効きづらい地合いですので、マーケットの流れについていく方が良いかもしれません。
本日の予想レンジ71.30~72.00


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