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リスク回避の動き和らぐ

8月20日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
19日のドル円は106.23から106.69まで小幅上昇。中国やドイツが発表した景気刺激策への期待からリスク回避の動きが和らぎ、円が売られる展開となった。チャートを見ると、実線は日足均衡表の転換線(106.01)のサポートを受け20日移動平均線(106.63)までの戻りを達成。ただ、同水準を抜けても、8月13日高値(106.97)、8月6日高値(107.08)、日足均衡表の基準線(107.18)等、107円前後に複数のテクニカル上の抵抗線が控えており上値は抑えられやすい状況です。先週の急落に対するポジション調整が一服した後は、今週末に米ワイオミング州ジャクソンホールでの経済シンポジウムを控え、マーケットは模様眺めムードが強まることが予想されます。
本日の予想レンジ106.30~106.90

<ユーロ円>
19日のユーロ円は約2年4ヵ月ぶりの安値水準となる117円台後半の水準からわずかに切り返し、118.47まで上昇。しかしテクニカル上のポイントである118.54に上値を抑えられ、118円ちょうど付近まで押し戻されて取引を終えた。チャートを見ると、実線は118円を挟んで、下値は8月12日安値(117.51)に支えられ、上値は日足均衡表の転換線(118.54)や20日移動平均線(118.83)に抑えられる展開が予想されます。
本日の予想レンジ117.80~118.50

<豪ドル円>
19日の豪ドル円は節目72円を挟みもみあい。チャート上の日足均衡表の転換線(71.90)と20日移動平均線(72.48)の間での値動きが予想されます。本日公表予定の豪オーストラリア準備銀行(RBA)金融政策会合議事録の内容が、一段の利下げを示唆する内容であった場合には再び71円台前半の水準まで押し戻される可能性があると考えます。
本日の予想レンジ71.70~72.30


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