注目記事

ドル円は106円台でもみあい

8月21日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
20日のドル円は朝方につけた106.68がこの日の高値となり、その後は106.16まで値を下げる展開。米国の景気後退が懸念される中、ドルを売って円を買い戻す動きが優勢となった。チャートを見ると、実線は引き続き日足均衡表の転換線(106.01)のサポートを受ける一方で、20日移動平均線(106.49)付近で上値を抑えられており、方向感に欠ける状態と言えます。本日公表が予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が、マーケットが動意付く材料になるかもしれませんが、今週末に予定されているに米ワイオミング州ジャクソンホールでの経済シンポジウムまでは模様眺めムードのままかもしれません。
本日の予想レンジ106.00~106.80

<ユーロ円>
20日のユーロ円再び節目118円を割り込み、約2年4ヵ月ぶりの安値水準となる117.57まで下落。イタリアのコンテ首相が辞任を表明し、同国の政局が懸念されたことが材料となった。チャートを見ると、実線は下値を8月12日安値(117.51)に支えられる一方で、上値は日足均衡表の転換線(118.54)や20日移動平均線(118.66)に抑えられており、新規の材料待ちの状況だと考えます。
本日の予想レンジ117.60~118.40

<豪ドル円>
20日の豪ドル円は引き続き、節目72円を挟みもみあい。20日に公表されたオーストラリア準備銀行(RBA)金融政策会合議事録を受け、過度な景気後退懸念や利下げ観測は後退したものの、豪ドル浮上の材料にはならなかった。目先の材料が見当たらない中、本日もチャート上の日足均衡表の転換線(71.90)と20日移動平均線(72.33)の間での値動きが予想されます。
本日の予想レンジ71.70~72.30


チャートはこちら