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円買い圧力強まる

8月27日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
26日のドル円は104.44まで下落し年初来安値を記録。先週末に中国が米国から輸入する約750億ドル相当の製品に5-10%の追加関税を課すと発表したことを受け、トランプ米大統領が米企業に対し中国から事業を撤退させ米国内での生産を拡大するよう要請し、米中貿易摩擦が一段と悪化したことが影響した。ただ、朝方に安値を付けた後は106.41まで切り返す展開。トランプ米大統領が通商協議を再開する方針を表明し、中国側も貿易摩擦の回避に前向きな姿勢を示したことが影響した。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(106.07)の位置で推移。目先は下値を日足均衡表の転換線(105.58)に支えられつつ、上値は前週の急落前の水準である106円台半ばまでに留まると考えます。
本日の予想レンジ105.60~106.50

<ユーロ円>
26日のユーロ円は約2年4ヵ月ぶりの安値水準となる116.55まで下落。その後は118.19まで切り返したものの、依然として上値の重さが残る値動きとなった。チャートを見ると、実線は下降する20日移動平均線(118.19)に抑えられており頭の重い状況です。日足均衡表の転換線(117.51)が下値支持の目安となりますが、サポート力は強くないため、先週の安値(117.25)まで再び押しが入る可能性があると考えます。
本日の予想レンジ117.30~118.10

<豪ドル円>
26日の豪ドル円は2009年4月以来の安値となる69.64を示現。安値達成後は72.06まで切り返したものの、自律反発の域を出ておらず戻りは限定された。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(71.85)に上値を抑えられており、目先は同水準での値固めを試す展開が予想されます。
本日の予想レンジ71.20~72.10


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