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下落リスクを抱えつつ様子見

8月29日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
28日のドル円は前日に続き節目106円を挟みもみ合い。米中通商問題の混迷や米2年債と米10年債の利回り格差の拡大による景気後退懸念は強いものの、週初の急落分を消化する形でのドル買いや月末の実需のドル買いにより値動きは限定された。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(106.03)を挟んだ位置で推移。目先は下値を日足均衡表の転換線(105.58)に支えられつつ、上値は前週の急落前の水準である106円台半ばまでに留まり、方向感が出ていません。次の材料を待つ展開だと考えます。
本日の予想レンジ105.70~106.30

<ユーロ円>
28日のユーロ円は約2年4ヵ月ぶりの安値(116.55)に近い117円台でもみあい。政局不安が続くイタリアで与党左派の「五つ星運動」と野党中道左派の民主党(PD)が連立政権の樹立に向け合意し、コンテ首相の続投が決まった。これにより懸念されていた総選挙の前倒しは回避されたものの、マーケットへの影響はほとんどなかった。チャートを見ると、実線は117円割れに抵抗を示して小幅反発した格好になっておりますが、下降する20日移動平均線(118.04)に抑えられ頭の重い状況に変化はありません。同線を上抜けできるまでは基調は下向きだと考えます。
本日の予想レンジ117.00~117.90

<豪ドル円>
28日の豪ドル円は71円台でもみあい。26日に2009年4月以来の安値となる69.64まで下落したこともあり、この日は模様眺めムードが強くこの日の値動きは37銭にとどまった。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(71.79)と日足均衡表の転換線(71.17)に挟まれており、いずれかの方向に抜けるのを待つ展開です。新規の材料待ちといったところです。
本日の予想レンジ71.00~71.80


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