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過度のリスクオフの動き後退

8月30日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
29日のドル円は1週間ぶりの高値となる106.67まで上昇。米中両国が来月に通商協議の再開を検討している旨が伝わり、貿易摩擦の一段の悪化懸念が後退したことが影響した。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(106.09)を上抜け、日足均衡表の基準線(106.88)を試す展開です。ただ、早期に106円を割り込むようだと、再び日足均衡表の転換線(105.58)付近まで落ち込む懸念が残ります。要人発言でマーケットが振り回される展開が続いており、テクニカル分析が効きづらい状況です。突発的な値動きで思わぬ損をしないよう注意が必要です。
本日の予想レンジ106.00~107.00

<ユーロ円>
29日のユーロ円は米中貿易摩擦の悪化懸念が後退したことを受け117.27から117.93まで上昇。ただ、チャートを見ると、実線は下降する20日移動平均線(118.01)に抑えられ頭の重い状況に変化はありません。同線を上抜けできたとしても、8月26日高値(118.19)が控えており、上値余地は大きくないと考えます。下値は前日の安値(117.27)付近だと考えます。
本日の予想レンジ117.20~118.10

<豪ドル円>
29日の豪ドル円は2日ぶりに71.80まで上昇。上値抵抗になっている20日移動平均線(71.81)の水準まで値を戻すこととなった。同水準は8月13日高値(72.92)と8月22日高値(72.39)を結んだ上値抵抗線に相当するため、72円を越えての上昇には新規の材料が必要だと考えます。一方で下値については日足均衡表の転換線(71.17)が控えており、同水準まで押し戻される可能性はじゅうぶんにあると考えます。
本日の予想レンジ71.20~71.90


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