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ドル円は106円台で推移

9月3日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
週末に発動した米中双方による追加関税を受け、2日のドル円は先週の終値から円高方向に窓(ギャップ)を開けてスタート。一時105.90まで値を下げたあと106.39まで値を戻したものの、今回米国が対中関税措置第4弾を発動させたことに対し、中国が世界貿易機関(WTO)に提訴したとの報道が伝わると、106.05まで押し戻されて取引を終えた。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(106.13)を挟み、下は日足均衡表の基準線(105.76)、上は8月30日高値(106.67)のレンジで推移。トレンドは下向きですが、先週に104円台まで値を下げた後ということもあり一段安の可能性も低く、106円を挟んだもみ合いが続く可能性が高いと考えます。ただ、最近は要人発言でマーケットが振り回される展開が続いており、テクニカル分析が効きづらい状況です。突発的な値動きで思わぬ損をしないようポジション管理に注意が必要です。
本日の予想レンジ105.70~106.60

<ユーロ円>
2日のユーロ円は2017年4月以来となる116.34まで下落。9月12日に予定されている欧州中銀(ECB)定例理事会において従来の予想よりも大幅な利下げが決定されるとの観測がユーロ売りにつながった。先週発表された独4-6月国内総生産(GDP)の悪化に加え、昨日発表の独8月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が43.5と8カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回るなど、欧州経済の3分の1を占めるドイツの景気後退が嫌気された。チャートを見ると、実線は節目116円を試す展開です。戻りがあった場合は、9月2日高値(116.77)や日足均衡表の転換線(117.26)が目標となると考えます。
本日の予想レンジ116.00~117.00

<豪ドル円>
2日の豪ドル円は71円台前半でもみ合い。チャートを見ると、20日移動平均線(71.73)が上値抵抗になる一方で、下値については日足均衡表の転換線(71.00)がサポートになっています。本日予定されているオーストラリア準備銀行(RBA)理事会では政策金利の据え置きが予想されておりますが、今後の金融緩和スケジュールについて言及があった場合には、節目71円を割り込む可能性もあると考えます。
本日の予想レンジ70.80~71.50


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