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戻り相場続く

9月10日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
9日のドル円は8月2日以来となる107.26まで上昇。ドイツ政府が財政刺激策の拡大に向けて連邦予算には含まれない新たな債務を引き受ける独立した公共団体を設立するとの報道や英国の合意なき欧州連合(EU)離脱への懸念が後退し、欧州通貨が対ドル、対円で上昇したことが影響した。ただ、来週17日-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに動くとの見方が強く、ドル円の上値は限定されることとなった。チャートを見ると、実線は先週の高値(107.22)に成功。日足均衡表の雲(107.29)の水準を達成しており、8月1日高値(109.31)からの調整に対するフィボナッチ係数3分の2戻し(107.44)が目標になると考えます。ここを抜けた場合は、20週移動平均線(107.84)まで上値余地が広がると考えます。
本日の予想レンジ106.70~107.50

<ユーロ円>
9日のユーロ円は117.73から118.50まで上昇。ドイツ政府が新たな財政刺激策の拡大を検討しているとの報道が材料視された。チャートを見ると、実線は日足均衡表の基準線(117.72)をサポートにして、9月5日高値(118.60)付近までの上昇を見せています。この水準を上抜けできた場合は週足均衡表の転換線(118.85)や節目119円まで上値余地が広がることになると考えます。
本日の予想レンジ117.80~118.80

<豪ドル円>
9日の豪ドル円は続伸し、8月2日以来となる73.65を達成。欧州通貨に対し円安が進んだことに加え、米中通商交渉への期待から豪ドルの買い戻しが入ったことが豪ドルを押し上げることとなった。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲の上限(73.50)の突破に成功。目先は同水準での値固めを試す展開です。上値を伸ばせた場合は、節目74円または20週移動平均線(74.61)まで上値余地を延ばすことになると考えます。
本日の予想レンジ73.20~74.00


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