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円安の流れ続く

9月11日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
10日のドル円は米中通商会議の進展期待から続伸、8月2日以来となる107.57まで上昇した。また、日銀が18日-19日開催の金融政策決定会合で金融緩和の是非について議論するとのニュースも円売りを支援することとなった。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲(107.18)の水準を維持。8月1日高値(109.31)からの調整に対するフィボナッチ係数3分の2戻し(107.44)を達成しています。次の目標は20週移動平均線(107.84)だと考えます。ただ、来週17日-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに動くとの見方が強く、108円を超えての上昇には疑念が残ります。
本日の予想レンジ107.20~107.80

<ユーロ円>
10日のユーロ円は約1ヵ月ぶりの高値となる118.76を達成。9日はドイツ政府が新たな財政刺激策の拡大を検討しているとの報道がユーロ高を誘ったものの、メルケル独首相が財政均衡方針を堅持すると発言したことで、ユーロの一段高に歯止めがかかることとなった。ただ、チャートを見ると、実線は9月5日高値(118.60)を突破。週足均衡表の転換線(118.85)や日足均衡表の雲の下限(119.18)を試す展開です。しかし、12日に予定されている欧州中銀(ECB)理事会では、利下げと金融緩和の再開が予想されており、ユーロの買い戻しは限定されると考えます。
本日の予想レンジ118.10~119.10

<豪ドル円>
10日の豪ドル円は続伸し、8月2日以来となる73.82を達成。米中通商交渉への期待から豪ドルの買い戻しが入ったことが豪ドルを押し上げることとなった。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲の上限(73.50)の水準を維持。目先は節目74円または20週移動平均線(74.61)が上値目標になると考えます。オシレーター系指標が買われすぎの水準に達していることから、上昇トレンドも反転調整が入るかもしれません。
本日の予想レンジ73.50~74.20


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