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ドル円は108円台へ

9月12日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
11日のドル円は続伸し107.85まで上昇。中国が米輸入品への追加関税の一部を免除することを決めるなど、米中通商交渉の進展期待から円が売られる展開となった。ただ、来週17日-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに動くとの見方が強く、108円手前で上値は抑えられた。ただ、本日朝方にトランプ米大統領が中国製品に対する関税の引き上げを10月1日から10月15日に延期するとの発表を受けドル円は108.04まで上昇し、1カ月ぶり高値を更新した。
チャートを見ると、実線は8月1日高値(109.31)からの調整に対するフィボナッチ係数3分の2戻し(107.44)の水準を維持し、早朝の値動きにより20週移動平均線(107.89)を達成した。108円乗せに成功しており、同水準で値固めできた場合は週足均衡表の基準線(108.41)まで上値余地が広がることになると考えます。
本日の予想レンジ107.50~108.40

<ユーロ円>
11日のユーロ円は行って来い。日中は円安の流れに乗り1ヵ月ぶりの高値となる119.16を達成。その後は、欧州勢の取引参加とともに、ユーロ売りが優勢となり118.29まで値を下げることとなった。終わってみれば寄り付きとほぼ同じ118.69で取引を終えており、騰落の分岐点に差し掛かっていることが示された。チャートを見ると、実線は節目118円をサポートに日足均衡表の雲の下限(119.18)を試す展開です。しかし、雲のそのものは下降傾向にあることからユーロの上値は抑えられやすいと考えます。本日予定されている欧州中銀(ECB)理事会では利下げと金融緩和の再開が予想されており、ユーロの重石になる可能性があると考えます。
本日の予想レンジ118.30~119.30

<豪ドル円>
11日の豪ドル円は続伸し、8月2日以来となる74.19を達成。米中の通商関係の改善期待が豪ドルの押し上げ要因となっています。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲の上限(73.50)の水準を維持しており、20週移動平均線(74.49)を試す展開が想定されます。
本日の予想レンジ73.90~74.50


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