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クロス円は調整の動き

9月20日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
19日のドル円は朝方につけた108.46がこの日の高値となり、その後は107.78まで値を下げることとなった。17日-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に強まったドル高の流れが一服するとともに、日銀が追加緩和を見送ったことによる円買いが影響した。この日発表された米9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米8月中古住宅販売件数は事前予想を上回る数値が示されたものの、ドルの高値維持には貢献できなかった。
チャートを見ると、実線は週足均衡表の基準線(108.41)で上値を抑えられる展開。目先はサポートになっている日足均衡表の転換線(107.86)を挟んだ動きが予想されますが、同水準を終値ベースで割り込んだ場合は、20日移動平均線(107.22)まで調整が進む可能性が高くなります。東京市場は3連休を控えており、ポジション調整が入りやすく上値の重い展開となりそうです。
本日の予想レンジ107.30~108.40

<ユーロ円>
チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲の中で推移。上は今週の高値となる9月18日高値(119.81)に阻まれ、下は日足均衡表の転換線(118.77)のサポートを受けた動き。上下いずれかに抜けるのを待つ展開ですが、均衡表の雲の下限が下降傾向にあり、調整が入りやすい地合いといえます。119円台後半では売りが優勢になりやすいと考えます。
本日の予想レンジ118.80~119.60

<豪ドル円>
19日の豪ドル円は74.05から73.11まで下落。この日発表された豪8月雇用統計が豪ドル売りの材料となった。失業率は5.2%から53%に悪化、新規雇用者数は事前予想は上回ったものの、前回値を下回り、前回値そのものも下方修正されるなど、オーストラリア国内の雇用状況の悪化が示された。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲の上限(73.50)を割り込み、20日移動平均線(73.10)の水準まで落ち込んでいます。下げ止まり感は出ておらず、節目73円、日足均衡表の雲の下限(72.65)まで調整が入る可能性があると考えます。戻りがあった場合でも、前述の雲の上限にとどまると考えます。
本日の予想レンジ73.00~73.50


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