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ドル円は節目107円の攻防

9月25日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
24日のドル円は続落し2週間ぶりの安値となる106.95まで下落。この日発表された米9月消費者信頼感指数や米9月リッチモンド連銀製造業指数の悪化が影響した。また、トランプ米大統領がウクライナに対する約4億ドル規模の支援を保留し、政治的圧力をかけたとする疑惑に対し、民主党のペロシ下院議長がトランプ米大統領の弾劾訴追に向けた審議の開始を正式表明するとの報道もドル売りの材料となった。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(107.43)を割り込み、節目107円付近まで値を下げています。目先は節目107円を挟んで方向感を探る展開が予想されますが、上値は前述の20日移動平均線や日足均衡表の転換線(107.71)に抑えられており、頭の重い動きが予想されます。
本日の予想レンジ106.80~107.70

<ユーロ円>
24日のユーロ円は約2週間ぶりの安値圏である118円付近で推移。23日に発表された欧独仏の製造業およびサービス部門PMIが軒並み悪化し、欧州経済の鈍化が懸念される中、ユーロ円は上値の重い展開が続いた。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲を割り込み、基準線(117.93)を挟んだ動き。目先は同水準での値固めを試す展開ですが、上値は20日移動平均線(118.49)にとどまり、下降する雲の下限に沿った動きが予想されます。
本日の予想レンジ117.70~118.40

<豪ドル円>
24日の豪ドル円は行って来い。72円台後半から73.30まで値を上げたものの、再び72.70付近まで押し戻されて取引を終えた。オーストラリア準備銀行(RBA)のロウ総裁が24日の講演の中で、追加利下げが必要な可能性があるとの認識を示したが、マーケットは追加利下げの可能性は低いと捉え、一時豪ドルが買われる展開となった。チャートを見ると、実線は8月26日安値(69.94)からの上昇に対するフィボナッチ係数3分の1押し水準(72.73)で推移。目先は節目73円を挟んだ動きが予想されますが、上値を20日移動平均線(73.35)に抑えられており、頭は重いと考えます。
本日の予想レンジ72.60~73.20


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