指標結果を受け、ドル円は下落

10月2日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
1日のドル円は9月19日高値(108.47)に迫る108.46まで上昇したものの、米経済指標の悪化を受けて107.62まで急落。この日発表された米9月ISM製造業景気指数が47.8と前回の49.1から悪化し、2009年6月以来の低水準を記録、景気拡大縮小の節目となる50を2カ月連続で下回ったことでドル売りが加速することとなった。また、トランプ米大統領が米政策金利を「高過ぎる」と指摘し、米連邦準備理事会(FRB)の政策を批判したこともドルが売られる要因となった。チャートを見ると、実線はサポートになっていた20日移動平均線(107.83)を割り込む展開。9月19日高値(108.47)と面合わせし、ダブルトップの足形を見せています。目先は107円台半ばで方向感を探る展開が予想されますが、ドル売りが加速した場合は日足均衡表の基準線(107.10)まで値を下げる可能性もあると考えます。本日発表が予定されている米9月ADP民間雇用統計は悪化予想が出ており、ドルの弱材料になるかもしれません。
本日の予想レンジ107.40~108.10

<ユーロ円>
1日のユーロ円は節目118円を挟み行って来い。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲の下に位置し、基準線(117.93)付近で推移。。引き続き、下降する雲の下限に沿って9月27日安値(117.44)を試す展開が予想されます。ユーロドルが反転上昇しても、ドル円の下落によりユーロ円はつれ安することが予想されます。
本日の予想レンジ117.40~118.00

<豪ドル円>
1日の豪ドル円は1週間ぶりの高値となる73.37をつけたあと、9月4日以来となる72.03まで値を下げることなった。この日開催されたオーストラリア準備銀行(RBA)政策会合において、政策金利が1.00%から0.75%に引き下げられるとともに、国内景気の状況次第で追加緩和を行う旨の声明が出されたことが影響した。チャートを見ると、実線は今まで値動きの中心になっていた日足均衡表の基準線(72.78)の水準から8月26日安値(69.94)からの上昇に対するフィボナッチ係数2分の1押し水準(72.22)まで下落。目先は72円付近で次の材料を待つことになると考えます。
本日の予想レンジ71.80~72.50


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