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ドル円は107円台で底堅い動き

10月8日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
7日のドル円は106.64から107.46まで上昇。先週末に中国当局者が米中貿易交渉において、トランプ米大統領が追求する幅広い範囲での通商合意に対して後ろ向きの姿勢を強めているとの一部報道を受け、ドル円は先週の終値(106.87)から20銭ほど円高に振れてスタート。しかし、ドル円は底堅く推移し、海外時間に入ってカドロー米国家経済会議(NEC)委員長が、米中通商交渉が進展する可能性があると発言したほか、米国証券市場に上場している中国企業の上場廃止は検討事項になっていないの発言を受け、ドル円は107.46まで上昇して取引を終えた。チャートを見ると、実線は日足均衡表の雲の上限(106.88)を回復し、高値では基準線(107.47)の水準まで達した。ただ、同水準には転換線(107.47)、20日移動平均線(107.59)、20週移動平均線(107.36)が控えており、ここからの一段高には新規の材料が必要な状況です。米中両国は10日からワシントンで貿易協議の再開を予定しており、それまでは107円を挟んだ底堅い動きが予想されます。
本日の予想レンジ106.90~107.60

<ユーロ円>
7日のユーロ円は約1ヵ月ぶりの安値である117円付近から117.89まで切り返した。ただ、上値は下降する20日移動平均線(118.16)や節目118円に抑えられており、頭の重い展開です。目先は日足均衡表の転換線(117.76)を挟んだ小動きにとどまると考えます。
本日の予想レンジ117.30~118.00

<豪ドル円>
7日の豪ドル円は8月26日安値(69.94)からの上昇に対するフィボナッチ係数2分の1押し水準(72.22)で推移。上は日足均衡表の転換線(72.54)、下は日足均衡表の雲の下限(71.89)がそれぞれ抵抗線、支持線として機能しており方向感が出ていません。本日予定されている中国9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)や10日から開催される米中通商交渉の進捗を待つことになりそうです。
本日の予想レンジ71.90~72.50


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