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米中通商交渉への懸念から円買い

10月9日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
8日のドル円は107.44から106.80まで下落し前日の上昇幅を失うこととなった。10日から米ワシントンにおいて米中通商交渉の再開が予定される中、中国交渉団が訪米日程を1日短縮するとの報道や米国務省が中国政府当局者に対するビザ発給を制限するとの報道を受け、米中関係の改善期待が後退したことが影響した。チャートを見ると、実線は日足均衡表の基準線(107.47)を抜けられず、雲の上限(106.88)付近まで下落。目先は同水準を挟んで、週初の安値(106.64)と前述の基準線の間での値動きが予想されます。本日公開予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容によっては、夜間にマーケットが大きく動く可能性があるので注意が必要です。
本日の予想レンジ106.60~107.50

<ユーロ円>
8日のユーロ円は節目118円を抜けられず117.12まで反落。テクニカル的には下降する20日移動平均線(118.06)に頭を抑えられ、再び日足均衡表の雲の下限(117.47)を割り込んでいます。10月3日安値(117.06)が目先のサポートになりますが、この水準を割り込むと8月26日安値(116.55)まで下値余地が広がることになると考えます。
本日の予想レンジ116.50~117.50

<豪ドル円>
8日の豪ドル円は8月26日安値(69.94)からの上昇に対するフィボナッチ係数2分の1押し水準(72.22)で推移。上は日足均衡表の転換線(72.54)が抵抗になり、日足均衡表の雲の下限(72.07)割れの水準まで値を下げています。早期に72円台を回復できない場合は、10月3日安値(71.72)や71円台半ば水準まで下値余地が広がることになると考えます。
本日の予想レンジ71.50~72.20


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