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米中通商交渉待ち

10月10日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
9日のドル円は107円付近から1週間ぶりの高値となる107.62まで上昇。米中通商交渉への期待から円安の展開となった。ただ、本日早朝には再び107円付近まで押し戻される展開。米中の閣僚級協議に先立ち、今週はじめから行われていた次官級協議で、主要議題に進展がなかったとの報道が値を下げる要因となった。チャートを見ると、実線は日足均衡表の基準線(107.47)を突破したものの、終値ベースで維持できず反落。上昇基調の失速により、上は10月9日高値(107.62)、下は日足均衡表の雲の上限(106.88)のレンジでの値動きが予想されます。雲の上限を割り込んだ場合は、週初の安値(106.64)や先週の安値(106.48)まで下押しするかもしれません。本日より開催される米中交渉の進捗如何によっては大きく値が動く可能性があるため、ポジション管理に注意が必要です。
本日の予想レンジ106.80~107.60

<ユーロ円>
9日のユーロ円は前日に抜けられなかった節目118円の突破に成功。ただ、下降する20日移動平均線(118.00)が意識され、117円台に押し戻されています。目先は日足均衡表の雲の下限(117.50)が下値サポートになりますが、この水準を割り込むと10月3日安値(117.06)まで下値余地が広がることになります。
本日の予想レンジ117.20~118.10

<豪ドル円>
9日の豪ドル円は引き続き、8月26日安値(69.94)からの上昇に対するフィボナッチ係数2分の1押し水準(72.22)で推移。上は日足均衡表の転換線(72.54)、下を10月3日安値(71.72)にしたレンジでの値動きが続いています。引き続き、72円を挟んだ動きが予想されますが、前述のサポートを割り込むと71円台半ば水準まで押しが入る可能性があると考えます。
本日の予想レンジ71.70~72.50


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