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米中通商交渉への期待を受け円安

10月11日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

10月14日から10月18日までは作者都合により、マーケット分析の掲載を休載させていただきます。ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。次回は10月23日の掲載を予定しております。

<ドル円>
10日のドル円は米中通商交渉への期待を材料に10月1日以来となる108.01まで上昇。朝方は今週はじめから行われていた米中次官級協議で、主要議題に進展がなかったとの報道により107円ちょうど付近まで値を下げたものの、その後は中国の劉副首相が米中通商協議で合意を目指すとの発言を受け、ドルは108円まで買い戻されることとなった。チャートを見ると、実線は日足均衡表の基準線(107.47)を突破し108円を達成。同水準で値固めできた場合は10月1日高値(108.46)が目標になる一方で、値固めできなかった場合は再び前述の基準線まで押し戻される懸念が残ります。引き続き、米中通商交渉に絡む報道や日本の3連休を控えたポジション調整による急な値動きに注意したいところです。
本日の予想レンジ107.40~108.40

<ユーロ円>
10日のユーロ円は前日に上抜けに失敗した20日移動平均線(118.02)の突破に成功し、日足均衡表の雲の上限(118.85)を達成した。目先は119円台乗せが期待されますが、8月以降の値動きを見ると、119円台での滞空時間は短く、上値余地は限定されやすいと考えます。一方で、下値については、前日まで上値抵抗になっていた20日移動平均線(118.02)がサポートになると考えます。
本日の予想レンジ118.20~119.20

<豪ドル円>
10日の豪ドル円は上値抵抗になっていた日足均衡表の転換線(72.61)の上抜けに成功し、基準線(73.10)の水準を達成。しかし、同水準は日足均衡表の雲の上限(73.05)に近く上値は抑えられやすい状況です。戻りいっぱいで調整が入った場合は、前述の転換線や日足均衡表の雲の下限(72.35)まで押し戻される可能性があります。ただ、オーストラリアと関係の深い中国の米国との通商交渉の進捗如何では、一段高になる可能性は捨てきれず、その場合は10月1日高値(73.37)や20週移動平均線(73.74)まで上値余地が広がることになります。
本日の予想レンジ72.40~73.10


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