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ドル円は3ヵ月ぶり高値

10月31日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
30日-31日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)において、米連邦準備理事会(FRB)はFF金利を0.25%引き下げることを決定した。利下げは事前予想通りではあったものの、会合後の声明文を受け、追加利下げの可能性が後退したとの見方が広がり、ドル円は一時109.28まで上昇した。その後、パウエルFRB議長が、利上げを検討するにはかなり大幅な物価上昇が必要との認識を示したことで、まだ利下げの余地が残されているとの認識が広がり、ドル円は108円台後半まで押し戻されて取引を終えた。チャートを見ると、実線は日足均衡表の転換線(108.76)に沿った動きを継続。20日移動平均線(108.54)もサポートになり上昇基調を維持しています。ただ、高値圏での同事線はトレンド転換の予兆でもあるので、直近の上値は抑制され易いと考えます。
本日の予想レンジ108.40~109.30

<ユーロ円>
30日のユーロ円は8日ぶりの高値となる121.43まで上昇。FOMC後の声明文を受け、ユーロドルの上昇につられる形でユーロ円も上値を伸ばすこととなった。チャートを見ると、実線は日足均衡表の転換線(120.89)に沿った動き。引き続き、10月21日高値(121.46)が上値目標になりますが、ユーロを押し上げる新規材料が無いことから一段高は難しく、120円台後半でのもみ合いが続くことになると考えます。
本日の予想レンジ120.70~121.50

<豪ドル円>
昨日朝方に発表された豪7-9月消費者物価(CPI)が堅調だったことを受け、オーストラリア準備銀行(RBA)の早期利下げ観測が後退し、豪ドル円は約3ヶ月ぶりとなる75.13まで上値を伸ばした。チャートを見ると、実線は上昇する日足均衡表の転換線(74.52)に沿った動きを継続。目先は75円を挟んだ値固めを試すことと考えます。
本日の予想レンジ74.60~75.30


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