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ドル円は109円台へ

11月6日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
5日のドル円は連騰し109.23まで上昇。先週末に発表された米10月雇用統計で新規雇用者数の改善が見られたことに加え、米中が通商合意に近づいているとの観測が高まったことで、投資家のリスク選好度が上昇し、安全通貨とされる円が売られる展開となった。また、この日発表された米10月ISM非製造業景況指数が好調だったこともドルが買い進められる要因となった。チャートを見ると、実線は8月26日安値(104.44)と10月3日安値(106.48)を結んだトレンドラインのサポートを受け基調は上向き。目先は10月31日高値(109.28)が目標になり、ここを抜けると、週足均衡表の雲の下限(109.71)が上値目標になります。ただ、8月以降の値動きを見ると、109円台で値固めできていない状況であり、109円乗せ後には更なる材料が必要かもしれません。
本日の予想レンジ108.70~109.40

<ユーロ円>
5日のユーロ円は行って来い。東京時間は円安に流れに乗り、一時121.29まで上昇したものの、海外勢が取引に参加してくるとユーロ売り・ドル買いの動きが強まり、ユーロ円は120.68まで押し戻されて取引を終えた。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(120.70)のサポートを受けた動きを継続しているものの、今回も121円台での滞空時間の短さを再認識する動きとなっている。そのため、ユーロの上値余地は小さいと考えます。
本日の予想レンジ120.50~121.20

<豪ドル円>
米中通商交渉の進展とオーストラリア準備銀行(RBA)が政策金利を0.75%で据え置いたことが材料視され、豪ドル円は7月30日以来となる75.40まで上昇した。チャートを見ると、実線は日足均衡表の転換線(74.73)や20日移動平均線(74.31)のサポートを受けた底堅い動きを継続。75円台乗せに成功しており、同水準で値固めできた場合は、76円まで上値余地が広がることになると考えます。
本日の予想レンジ74.80~75.40


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