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クロス円は新規の材料待ち

11月22日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
21日のドル円は108円台でもみ合い。米中通商協議において12月15日までに合意がまとまらなくても、米国が中国への追加関税発動を延期する可能性があるとの報道によりドルが買い戻されたものの、クロス円が下落したことで、ドル円はほぼ横ばいで推移することとなった。チャートを見ると、実線は11月8日高値(109.48)と11月11日高値(109.25)を結んだ上値抵抗線、11月1日安値(107.88)と11月15日安値(108.23)を結んだ下値支持線に挟まれた三角持合となっており、上下いずれかに抜けるのを待つ展開です。実線そのものが20日移動平均線(108.72)の下で推移しており、テクニカル的にはやや下振れの可能性が高いと考えます。ただ、直近では米中の通商関連ニュースがマーケット変動の主要因になっており、テクニカル分析は効きづらい相場環境です。今は海外時間の要人発言等に注意したいところです。
本日の予想レンジ108.20~108.70

<ユーロ円>
21日のユーロ円は前日とほぼ同じ119.93-120.56のレンジでもみ合い。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(120.36)、日足均衡表の基準線(120.35)の下で推移。両線がともに下降に転じつつあり、基調悪化の兆しが示されています。120円よりも下の水準が常態となった場合、週足均衡表の基準線(119.60)まで押しが入る可能性があると考えます。
本日の予想レンジ119.60~120.50

<豪ドル円>
21日の豪ドル円は引き続き、節目74円を挟み方向感を探る展開。チャートを見ると、日足均衡表の転換線(74.02)が上値抵抗になる一方で、下値は11月15日安値(73.35)に支えられており、上下いずれかに抜けるのを待つ展開です。
本日の予想レンジ73.50~74.20


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