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ドル円は109円割れ

12月4日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
3日のドル円は109.20から108.47まで下落、トランプ米大統領が中国との通商協議の合意に期限はないとし、来年11月の大統領選挙後まで待った方が良いかもしれないと発言、前日にはロス米商務長官が中国と合意がなければ、トランプ米大統領は対中関税を引き上げるだろうと発言したこともあり、米中通商協議の進展期待が後退しリスク回避の円買いが進むこととなった。また、2日に発表された米11月ISM製造業景況指数は48.1と前月の48.3を割り込み、景気の拡大・縮小の節目となる50を4カ月連続で下回ったこともあり、米国経済への不安がドル売りを後押した。チャートを見ると、実線はサポートになっていた20日移動平均線(108.91)や日足均衡表の基準線(108.97)を割り込む展開。目先は急落に対する自律反発が予想されますが、前述のテクニカルラインが上値抵抗になり戻りは限定されると考えます。下値については日足均衡表の雲の上限(108.27)が想定されます。米11月ADP雇用統計や米11月ISM非製造業景況指数など、深夜に発表予定の経済指標の結果に注意したいところです。
本日の予想レンジ108.30~109.00

<ユーロ円>
3日のユーロ円は120.95から120.23まで下落。ドル円の下落につられる形でユーロ円も値を下げることとなった。チャートを見ると、実線は日足均衡表の基準線(120.26)、20日移動平均線(120.21)のサポートを受けた動き。10月3日安値(117.06)と11月15日安値(119.24)を結んだトレンドラインが機能するとともに、120円付近には日足均衡表の雲が控えており、今のところ深押しの可能性は低いと考えます。目先は120円台半ば水準で方向感を探る展開が予想されます。
本日の予想レンジ120.00~120.60

<豪ドル円>
3日の豪ドル円は行って来い。約3週間ぶりの高値となる74.83を達成するも、その後は74.17まで押し戻された。この日開催されたオーストラリア準備銀行(RBA)の政策委員会において、政策金利が0.75%で据え置かれるとともに、同国の経済見通しについて楽観的な見方が示されたことが豪ドルを押し上げることとなった。ただ、夜間に入り米中通商協議の進展期待の後退とともに売りが優勢となり、この日の上昇幅を失うこととなった。チャートを見ると、実線は前日と同じく日足均衡表の雲の上限(74.08)と日足均衡表の基準線(74.50)の間で推移。11月8日からの下落に対するフィボナッチ係数2分の1戻し(74.49)の水準を達成しており、戻り一服で74円台前半で次の材料を待つ展開です。本日の豪7-9月国内総生産(GDP)の結果を見極めたいところです。
本日の予想レンジ73.90~74.60


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