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米雇用統計を前に様子見

12月6日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
5日のドル円は108.65から108.99のレンジで推移。ポンドドルの上昇(ドルは下落)とポンド円の上昇に挟まれ、ドル円は方向感無くもみ合うこととなった。来週12日の英総選挙で与党・保守党が勝利し、欧州連合(EU)離脱を巡る不確実性が払拭されるとの見方から、ポンドは主要通貨に対し買われる展開となった。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(108.90)や日足均衡表の基準線(108.97)の下で推移。調整一服で次の材料待ちのため、日中は前日とほぼ同じレンジでの値動きが予想されます。
本日夜間には米11月雇用統計が予定されており、注目の日農業部門雇用者数は前回の+12.8万人に対し+18.0万人の予想が出ております。ただ、今月に入り発表された米11月ISM製造業総合指数、米11月ISM非製造業総合指数、米11月ADP民間雇用統計といった重要指標はいずれも前回値よりも悪化しており米国の実体経済への懸念が強まっています。今のところ、マーケットの関心が米中通商協議にあり、経済指標の悪化による価格変動は限定的ではあるものの、米雇用統計の結果次第で再び価格が動き出す可能性があるため注意が必要です。
本日の予想レンジ108.50~109.10

<ユーロ円>
5日のユーロ円は120円台後半で底固い動き。チャートを見ると、実線は10月3日安値(117.06)と11月15日安値(119.24)を結んだトレンドラインの上で推移。120円付近には日足均衡表の雲が控えており、同水準がサポートとして機能しています。目先は120円-121円の間での値動きが予想されます。
本日の予想レンジ120.50~121.10

<豪ドル円>
5日の豪ドル円は朝方につけた74.61がこの日の高値となり、その後は74.15までじり安の展開。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(74.04)のサポートを受け、前日高値(74.61)と12月4日安値(73.88)の間での値動きが予想されます。米中通商交渉の次の展開を迎えるまでは模様眺めが続くと考えます。
本日の予想レンジ74.20~74.80


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