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ドル円は109円手前で失速

12月12日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
11日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)において、米連邦準備理事会(FRB)は金利据え置きを決定するとともに、パウエルFRB議長が記者会見で利上げの必要性は低いとの見解を示したことで、ドル円は108.85から108.46まで下落することとなった。
チャートを見ると、実線は20日移動平均線(108.87)や日足均衡表の基準線(108.97)の下で推移。上値が抑えられる中、日足均衡表の雲の上限(108.71)の中に実線が入りつつあり、上よりは下に進みやすい地合いです。12日の欧州中銀(ECB)理事会や英国選挙、15日の米国の対中追加関税の発動期限を前に、マーケットは様子見姿勢が強く、値動きは限定されると考えます。
本日の予想レンジ108.20~108.80

<ユーロ円>
11日のユーロ円は前日の流れを引き継ぎ、12月3日以来となる120.92まで上昇。10日に発表された独12月ZEW景況感指数が大幅改善したことに加え、昨日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)において来年以降のドルの利上げ観測が後退したことが影響した。チャートを見ると、実線は、10月3日安値(117.06)と11月15日安値(119.24)を結んだトレンドラインを再度上抜け、節目121円を試す展開です。本日12日に予定されている欧州中銀(ECB)理事会はラガルド総裁の下での初めての開催となるため、新たな態勢下での方向性が示されるかどうかに注目が集まっています。
本日の予想レンジ120.30~121.00

<豪ドル円>
11日の豪ドル円は73.93から73.75まで上昇。チャートを見ると、実線は20日移動平均線(74.12)を上抜け、12月3日高値(74.83)を試す展開。ただ、米中通商交渉の次の展開を迎えるまでは一段の上昇には警戒感もあり、現時点では75円台乗せの可能性は低いと考えます。
本日の予想レンジ74.30~74.80


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