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米中通商交渉の進展待ち

1月15日

国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
高野 貴義

<ドル円>
14日のドル円は約8ヵ月ぶりの高値となる110.21を達成。米中通商協議の「第一段合意」を15日に控え、米国が中国の「為替操作国」認定を解除するとのニュースにより投資家のリスク選好姿勢が強まった。一方で、海外時間に入り米国が中国からの輸入品に課している関税は11月の米大統領選まで維持される可能性が高いとする一部報道や110円台での利食い売りにより取引終盤では売りが優勢になる場面も見られた。テクニカル的には、実線が上値抵抗になっていた週足均衡表の雲の下限(109.71)の突破に成功しており、基調転換の兆しが示されています。目先は節目達成後の調整が入りやすい状況ですが、安いところは買い拾われ下値は堅いと思われます。
本日の予想レンジ109.50~110.20

<ユーロ円>
米中通商問題の収束期待から円売の動きが活発化し、ユーロ円は昨年7月以来となる122.75まで上昇。ただ、ユーロがドルに対して売られたことからユーロ円は上げ幅を失い寄り付きとほぼ同じ122円30銭台で取引を終えた。チャートを見ると、実線は節目123円や週足均衡表の雲の下限(123.20)を試す展開ですが、一部のオシレーター系指標が買われ過ぎの水準に達しているため、節目達成前に調整が入る懸念があります。押し目のポイントは節目122円、20日移動平均線(121.57)を挙げることができます。
本日の予想レンジ121.70~122.40

<豪ドル円>
米中通商交渉の進展期待によるリスク選好地合いではあるものの、オーストラリアで続く森林火災による同国経済への懸念により豪ドルは上値の重い展開。チャートを見ると、実線は76円台を達成した後は調整が優勢となり、20日移動平均線(75.61)付近まで値を下げています。目先は同水準での値固めを試す展開が予想されますが、深押しした場合は日足均衡表の基準線(75.14)まで下値余地が広がることになります。
本日の予想レンジ75.40~76.10


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