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トランプリスクでマーケットはリスク回避へ

世界の様々なイベントを越えてマーケットはここ最近リスクオンの状況でしたが、まさしく大変動と言える事柄が投資家を動揺させ、今週になってとうとうリスク回避に転じ、ボラティリティが高まり始めました。水曜日、米国の政治的な懸念によって、このリスクオフムードはさらに広がっています。トランプ大統領がマイケル・フリン前国家安全保障担当大統領補佐官に対する捜査の中止を非公式に求めたとする内容の詳細が、先ごろFBI長官を解任されたジェームズ・コミー氏の数ヶ月前のメモにあると報じられたことによるものです。

大統領による司法妨害という、弾劾にも相当しうる疑惑が持ち上がり、米国株は大きく打撃を受けています。ダウとS&P 500はどちらもニューヨーク市場の水曜日午前中に1%を超える下落を見せました。投資家が政治的な混乱の増大から安全資産に逃避する流れで、金や日本円は急騰しています。

日本円は4月中旬より先週終わり頃まで、投資家が株式市場の高値を更新する動きのリスクオンムードから下落を続けました。ドル円は下降トレンドの上限を突破する急上昇を見せ、先週で114.00を超えています。その後はリスク選好のリバウンドで戻していましたが、そこからドルの急激な落下によって円高が大きく強められています。

現在のトランプ・コミー両氏にまつわるストーリーの今後の展開によってマーケットがより動揺することもありえるでしょう。トランプ大統領の経済政策の実現性は危機を迎えており、もし弾劾措置の可能性が高まれば一層その深刻さを増していきます。ドル円はニューヨークの水曜日午前の段階で111.50の節目のサポートレベルにありますが、これは50日と200日の移動平均線が収束するところのすぐ上に位置します。この収束圏を下回ることになれば、続落の勢いは110.00や108.00のサポートレベルをうかがうことになるでしょう。

出典: FOREX.com

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