【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方から本邦輸出の売りが観測されると昨日安値の109.00円を下抜けて一時108.94円まで値を下げる場面も見られましたが、その後は仲値にかけて実需勢の買いが入ると次第に下値を切り上げる展開に。小安く始まった日経平均が120円近い上昇となったことも買い戻しを後押し。欧州勢が参入し始めると一時109.20円まで持ち直しました。日経平均は後場に入ってからは様子見の動きに。結局、26.45円高で週末の取引を終えています。
【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.2053ドルから1.2070ドルの極めて狭いレンジでの取引に終始しました。市場参加者からは「昨日高値の1.2072ドルや3日の高値1.2076ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「3日の安値108.90円や一目均衡表転換線の108.89円がサポートレベル」として意識されています。今日の経済指標では、17時30分に4月英建設業PMIが発表されます。19時にはラガルドECB総裁が講演します。21時30分には4月カナダ雇用統計、4月米雇用統計が予定されています。22時にはバーキン米リッチモンド連銀総裁が討論に参加します。23時には4月カナダIvey購買部協会景気指数、3月米卸売売上高、3月米卸売在庫が公表されます。また、翌4時には3月米消費者信用残高が明らかになります。
情報提供元:DZHフィナンシャルリサーチ社
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